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新型コロナウイルス感染症

昨年末に発生したCOVID-19の感染症は世界100近くの国と地域に拡散しています。まだ、収束する気配は感じられません。

高齢で合併症のある方が発症し重症化すると報告されていますが、未だわからないことも多く、妊娠中の方やお子さんをお持ちの方は不安をお持ちかと思います。

今までにわかっていること、妊娠中に注意すべきことをまとめましたので、参考にして下さい。

感染が疑われる場合は、直接病院に行くのではなく、まず帰国者・接触者相談センター(新型コロナ受診相談窓口)に電話で相談して下さい

1、コロナウイルスに感染すると妊娠経過に影響はありますか?
・妊娠初期や中期に感染しても流産や早産をおこすことは少ないと言われています。
・胎児が感染するという報告はありません。
・感染が疑われる場合は自宅で安静にして下さい。
2、妊娠中に使える薬はあるんですか?
・そもそもコロナウイルスに対する特効薬はありません。
・現在、有効ではないかと試験的に使用されているエイズに対する薬(カレトラ®)やインフルエンザの薬(アビガン®)は原則として妊婦さんには使用できません。胎児に奇形を起こす可能性があるからです。
・ある種の喘息の薬が有効であると言われていますが、まだ数人の患者さんで効果があったというだけではっきりとはしません。
・仮に感染が判明しても多くの方は軽症で、薬もいらない状態です。
・高熱が続く場合などは適切な輸液が必要となりますので、まず帰国者・接触者相談センター(新型コロナ受診相談窓口)に電話で相談して下さい。
3、妊娠後期に感染すると、分娩への影響はありますか?
・かかりつけの産婦人科クリニックでお産ができるのか確認して下さい。
・肺炎などの症状があるときは妊婦さんの体調によっては帝王切開が選択されます。症状がない場合は感染しているというだけで帝王切開とはなりません。病院では個室に入っていただきます。
4、母乳はあげられますか?
・母乳にウイルスが含まれているという報告はありません。しかし、直接赤ちゃんが吸うときの飛沫感染、搾乳器からの接触感染の可能性がありますので、人工栄養(ミルク)になります。
・PCR検査でウイルス陰性となるまでは、お母さんが赤ちゃんと接触することは避けるべきです。
・新生児室でお預かりするか、お母さんと同じ部屋に保育器を入れて観察を行います。
5、妊娠中に特に注意することはありますか?
・一般的な予防策と変わりはありません。
・人込みや閉鎖空間などへの不要な外出を避けることに加えて、外出後や食事の前、鼻や口に手を触れる前には石鹸を用いた20秒以上の手洗いをして下さい。
・ビュッフェでのトングの使用や食器の使い回しはしないように心がけて下さい。
・うがいとマスクの着用の予防効果は疑問視されています。マスクをしているからといって安心はできません。(マスクは感染した方が着用し、飛沫の拡散を予防します)
・便にもウイルスが排出されると報告されていますので、注意してください。
・37.5C以上の発熱が2日以上続く場合は帰国者・接触者相談センター(新型コロナ受診相談窓口)に連絡して指示に従って下さい。

【新型コロナウイルス受診相談窓口】

相談窓口 受付時間 電話番号
県健康推進課 24時間対応 073-441-2170
FAX:073-431-1010
和歌山市保健所 9時~21時 073-488-5112
海南保健所 9時~17時45分 073-482-0600
岩出保健所 9時~17時45分 0736-61-0020
橋本保健所 9時~17時45分 0736-42-3210
湯浅保健所 9時~17時45分 0737-64-1291
御坊保健所 9時~17時45分 0738-22-3481
田辺保健所 9時~17時45分 0739-26-7933
新宮保健所 9時~17時45分 0735-21-9630
新宮保健所
串本支所
9時~17時45分 0735-72-0525

和歌山周産期情報センター(公立大学法人 和歌山県立医科大学 内)〒641-8509 和歌山市紀三井寺811-1 電話(073)441-0823