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新型コロナウイルス感染症

ウィズコロナの里帰り分娩について

緊急事態宣言の解除がなされ、都道府県間の移動の制限もなくなりましたが、東京での感染者は100名をこえてしまいました。私たちは新型コロナウイルスと共に生活をしていくことを考える必要に迫られています。

日本産科婦人科学会からは妊婦さんの長距離の移動にともなう感染リスクの増大から、里帰り分娩についてはそれぞれの事情を踏まえて考えるようコメントが出されています。(http://www.jsog.or.jp/modules/citizen/index.php?content_id=1

和歌山県では可能な限り里帰りを避けていただけるようお願いをしてきましたが、他府県からの里帰り分娩を受け入れることにいたしました。

・なお妊婦さんには、充分な感染対策をした上で、実家に戻っていただいて2週間は実家で経過をみていただくようお願いします。

・今まで、妊娠20週までに一度受診していただいておりましたが、それは中止いたします。長距離移動に伴う、感染リスク回避のためです。

・妊娠32週には受診頂きたいのでその2週間前には和歌山にお戻りください。感染を疑わせる症状がなければそのまま受診して下さい。実家にもどられた後、万一、呼吸器症状や発熱等があれば近くの医院に電話でお問い合わせいただくか、保健所にお問い合わせ下さい。新型コロナウイルスのPCR検査が必要と判断されればその指示に従ってください。

大変な時代ですが、乗り越えていきましょう。

和歌山周産期情報センター(公立大学法人 和歌山県立医科大学 内)〒641-8509 和歌山市紀三井寺811-1 電話(073)441-0823